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【2024】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲

ボーカルの入っていない音楽は苦手……という方、実は結構いらっしゃいませんか?

いわゆるインストゥルメンタル、ここ日本においては「インスト」という略語でも知られている曲は、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまでさまざまですよね。

今回の記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックなど、オススメのインストゥルメンタルの名曲をジャンルを問わず集めてみました!

この曲ってこの人たちの音楽なんだ、なんていう発見があるかも?

ぜひご覧ください!

【2024】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲

RydeenYellow Magic Orchestra

日本が世界に誇る名グループ、YMOことイエロー・マジック・オーケストラが世に送り出した大名曲にして代表曲の1つです。

あまりにも有名なメインのフレーズを聴けば、誰もが「ああこの曲か」となることでしょう。

テクノポップの歴史においても重要な楽曲ですし、緩急をつけたパートごとに盛り上がりを見せる楽曲展開は、詳しくない方にとっては無機質とも思われがちなテクノというサウンドのイメージとは違う、キャッチーな作りが素晴らしいですよね。

作曲を手がけたのは、YMOではドラマーを担当しており2023年の1月に惜しくも亡くなられた高橋幸宏さん。

CM曲やゲームのテーマ曲、アニメ作品の劇中音楽としても起用され、多くのカバー・バージョンも存在しています。

この楽曲には誕生までにさまざまな逸話がありますから、興味を持たれた方はご自身で調べてみることをオススメします!

KOH-1

(Anesthesia) – Pulling TeethMetallica

メタリカの名前は知っていても、彼らはヘビーメタルバンドでインストゥルメンタル曲はやってないのではと思われている方もいらっしゃるかもしれません。

こちらで紹介している『(Anesthesia)– Pulling Teeth』はメタリカの初期メンバーであり、独創的なスタイルでバンドをけん引するも事故死という悲劇的な最期を迎えてしまった伝説的なベーシスト、クリフ・バートンさんによるベースソロ曲なのですね。

記念すべきデビューアルバム『Kill ‘Em All』に収められており、作曲のクレジットもクリフさん自身の名前が単独で記載されています。

強烈にひずませたベースの音が実にアグレッシブでかっこいいサウンドとなっていますから、あまりメタルを聴かない方であってもベーシストであれば一度は聴いておくべきでしょう!

KOH-1

TRUTHT-SQUARE

きらびやかなシンセの音色によるイントロのフレーズを聴いただけで、フォーミュラカーのエンジン音が鳴り響きそうな感覚に襲われる……なんて方は多いのではないでしょうか。

日本のフュージョン・シーンの代表格であり、最も売れているインストゥルメンタル・バンドの1つであるT-SQUAREの人気を国民的なものとした名曲中の名曲ですよね。

1987年にリリースされた同名のアルバムに収録された楽曲で、F1グランプリのテーマ曲に起用されてバンドの人気を後押ししました。

1991年にシングルカットされたバージョンもヒットを記録、その後もいくつかのバージョンが作成されるなど、バンドの代表的な楽曲として長く愛され続けています。

爽快な疾走感を味わえる楽曲ですから、何かしら勢いづけたい気分の時には、この曲をBGMとして臨みましょう!

KOH-1

JAGUAR ’13春畑道哉

ソリッドでグル―ヴィなリフとテクニカルかつメロディアスなギターを耳にした途端、多くの野球ファンが思わず身を乗り出してしまうのでは?

フジテレビ系のプロ野球中継のテーマ曲として知られる『Jaguar』は、TUBEのギタリストとしても著名な春畑道哉さんが手掛けたギター・インストゥルメンタルの名曲です!

冒頭で述べたように、どこまでもエモーショナルなギター・インストは野球ファンや春畑さんのファンでなくとも、多くの人々の心を熱くさせますよね。

この楽曲ですが、実は1998年にプロ野球中継のテーマ曲として誕生してから2008年に『JAGUAR ’08』と題された新たなバージョンとして発表されるまで、大人の事情で音源化されなかった楽曲なのですね。

今回紹介しているのは2013年にリアレンジしたバージョンの『Jaguar ’13』ということで、現在はこのバージョンを多くの人が聴かれているのではないでしょうか。

とはいえ原曲自体はなかなか音源化されずじまいだったのですが、2014年に『フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM』という作品に収録、ようやく原曲も楽しむことができるようになったのです。

KOH-1

Out of LimitsThe Marketts

この楽曲を演奏しているバンドのことは知らずとも、何とも言えない哀愁漂うメロディやサウンドを聴いたことがあるという方は多くいるはず。

1961年に結成された、アメリカのインストゥルメンタルバンドによる代表曲です。

この『Out of Limits』は1963年にリリースされ、インストゥルメンタルナンバーでありながらも全米3位という大ヒットを記録しました。

ちなみに楽曲の元ネタは、当時はやっていたテレビドラマ『アウター・リミッツ』のテーマ曲であり、サーフ・ミュージック風にアレンジを加えたものです。

ザ・ベンチャーズのカバーでも知られ、1994年の名作映画『パルプ・フィクション』でも劇中で起用されるなど、時代をこえて愛され続けていますよ。

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戦場のメリークリスマス坂本龍一

世界のサカモトこと坂本龍一さんにとって代表的な楽曲の1つであり、世界中のアーティストから好んでカバーされているこの曲は、坂本さん自身が出演した1983年の映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックとして作曲されたものです。

巨匠、大島渚さんが監督を務め、あのデヴィッド・ボウイさんが主演してビートたけしさんが重要な役割を担うなど、異色の戦争映画として知られる本作で、坂本さんはキャリア初となる映画音楽を手がけました。

映画本編の高い評価もさることながら、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞、坂本さんの名前を世界的なものとした重要な楽曲と言えましょう。

どこか異国情緒を感じさせるメロディの素晴らしさは、それこそどこから来たのか分からないほどの美しさでもって、いつ聴いても不思議な感動を呼び起こします。

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